2010年7月25日日曜日

決着

ツール・ド・フランス第19ステージ、ここまで3000km以上走ってきてたった8秒差しかなかった、総合首位アルベルト・コンタドールと2位アンディ・シュレックの最後の戦いとなった個人タイムトライアル。
最終的にコンタドールがアンディを総合で39秒差まで開いてコンタドールがマイヨ・ジョーヌを確定させることになりました。
厳密には明日第20ステージもあるんですが最終日のパレードのような雰囲気のなか、ゴールのスプリント勝負だけで総合争いは起こらないのが通例。
今日のゴール後、プレッシャーから開放されたのかコンタドールがヴィノクロフと抱き合って泣き崩れたり、インタビューでも泣きながら涙声で答えてたのが印象的でした。
コンタドールには絶対王者のようなイメージがあったのでちょっと驚きました。
そして、今日ステージ優勝したファビアン・カンチェラーラがチームメートでもあるアンディの健闘を優しい笑顔で称えていた姿を見て、アンディのお兄さんのフランク・シュレックがリタイアしてからは、カンチェラーラがフランクの代わりとして支えてたんだろうなぁと。
どんなスポーツでも戦っている姿もちろん格好いいですが、こういう戦い抜いた後の姿も格好いいと思います。

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