2013年1月8日火曜日

ワイルドカードプレーオフその2

NFLワイルドカードプレーオフ第2日、今シーズンのNFLを盛り上げたルーキーQB3人が一気に見られる豪華な一日。
インディアナポリス・コルツvsボルティモア・レイブンズは9-24でレイブンズの勝ち。
再建のシーズン、HCチャック・パガーノがシーズン中に白血病の治療で長期離脱し、恐らく今シーズンNFLで最もエモーショナルなシーズンだったコルツはここで敗退、
コルツをプレーオフまで導いたルーキーQBアンドリュー・ラックはここで姿を消すことに。
レイブンズのみならずNFL全体を代表するスターLBレイ・ルイスが引退を表明したことで、レイブンズにとってもこのプレーオフはかなりエモーショナルなものなるのは確実でしょう。
この試合でもチームトップのタックルを決めて、存在感を示したレイ・ルイスのストーリーが最高のエンディングを迎えることができるでしょうか。

残るルーキーQB2人の直接対決となった、シアトル・シーホークスvsワシントン・レッドスキンズは24-14でシーホークスの勝ち。
シーホークスQBラッセル・ウィルソンとレッドスキンズQBロバート・グリフィン三世(RG3)の対決はウィルソンに軍配が上がりました。
1QはRG3の活躍で14-0と一方的にレッドスキンズが攻めたものの、右ひざにケガの不安を抱えるRG3が一度下がって処置を受けてからは本来の力が発揮できず。
2Q以降はじわじわとウィルソン率いるシーホークスオフェンスがペースを握り、4Qに逆転にすると運命の瞬間が・・・。
シーホークスが逆転した直後のレッドスキンズのオフェンスで、QBサックを受けた次のプレーでセンターからのスナップが乱れると、ボールを追ったRG3の右ひざがガクっと普通には動かない方向へ・・・。
転々と転がるボールはシーホークスの選手がリカバーして攻守交替、しばらく起き上がれなかったRG3を、サイドラインでHCマイク・キャラハンが迎えたときに見せたRG3の唇をかみ締める表情がなんとも・・・。
RG3のバックアップとして出場した、こちらもルーキーQBもカーク・カズンズも踏ん張ったものの追いつくことは出来ませんでした。
RG3にとっては失意のシーズンエンドになりましたが、なにせルーキー。
来シーズンにはケガをしっかり直して挑んでほしいと思います。

さてこれでディビジョナルプレーオフは、
AFCがボルティモア・レイブンズvsデンバー・ブロンコス、ヒューストン・テキサンズvsニューイングランド・ペイトリオッツ。
NFCがグリーンベイ・パッカーズvsサンフランシスコ・49ers、シアトル・シーホークスvsアトランタ・ファルコンズ。
個人的にはレイ・ルイスvs劇的復活のペイトン・マニングの、レイブンズvsブロンコスが楽しみです。

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